일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はえおとこ

蠅男

海野 十三

海野 十三의 蠅男(はえおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,129자 · 237화면

아오조라 문고

それでもまだ心配になると見え、窓のところへ、大きな書棚や戸棚をピタリと据えた。

「どうです、旦那はん。これでよろしまっしゃろか」

「うん、まあその辺やな」

「あとは、明いとるところ云うたら、天井にある空気孔だすが、あれはどないしまひょうか」

「あああの空気孔か」と、総一郎は白い天井の隅に、一升桝ぐらいの四角な穴が明いている空気抜きを見上げた。そこには天井の方から、重い鋳物の格子蓋が嵌めてあった。「さあ、まさかあれから大の男が入ってこられへんと思うが、――」

「さようですナ、あの格子の隙から入ってくるものやったら、まあ鼠か蚊か――それから蠅ぐらいなものだっしゃろナ」

「なに、蠅が入ってくる。ブルブルブル。蠅は鬼門や。なんでもええ、あの空気孔に下から蓋をはめてくれ」

「下から蓋をはめますんで……」

「出来んちゅうのか」

「いえ、まだ出来んいうとりまへん。いま考えます。ええ、こうっと、――」

下僕たちが脳味噌を絞った挙句、その四角な空気孔を、下から厚い紙で三重に目張りをしてしまった。

「さあ、これでもう大丈夫です。こうして置いたら蠅や蚊どころか、空気やって通ることが出来しまへん」