후리가나로 읽는 일본 고전
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こうじん
行人
夏目 漱石의 行人(こうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,801자 · 452화면
これは年が少し違うのと、父が昔堅気で、長男に最上の権力を塗りつけるようにして育て上げた結果である。母もたまには自分をさんづけにして二郎さんと呼んでくれる事もあるが、これは単に兄の一郎さんのお余りに過ぎないと自分は信じていた。
みんなは話に気を取られて浴衣を着換えるのを忘れていた。兄は立って、糊の強いのを肩へ掛けながら、「どうだい」と自分を促がした。嫂は浴衣を自分に渡して、「全体あなたのお部屋はどこにあるの」と聞いた。手摺の所へ出て、鼻の先にある高い塗塀を欝陶しそうに眺めていた母は、「いい室だが少し陰気だね。二郎お前のお室もこんなかい」と聞いた。自分は母のいる傍へ行って、下を見た。下には張物板のような細長い庭に、細い竹が疎に生えて錆びた鉄灯籠が石の上に置いてあった。その石も竹も打水で皆しっとり濡れていた。
「狭いが凝ってますね。その代り僕の所のように河がありませんよ、お母さん」
「おやどこに河があるの」と母がいう後から、兄も嫂もその河の見える座敷と取換えて貰おうと云い出した。自分は自分の宿のある方角やら地理やらを説明して聞かした。そうしてひとまず帰って荷物を纏めた上またここへ来る約束をして宿を出た。