일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こううんりゅうすい

行雲流水

坂口 安吾

坂口 安吾의 行雲流水(こううんりゅうすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,645자 · 22화면

아오조라 문고

廿日鼠かなんかいるんじゃないかと思いましてね。骨壺をあけて、調べてみたんですよ。新聞紙の上へザラザラぶちまけて掻き廻したんですが、変ったこともありませんやね。そのうち、なんの気なしに、歯のところを拾いあげたと思いなさい。あの野郎の前歯に数字が書いてあるんでさア。三十とね。私ゃ横文字が読めませんから分りませんが、宿六の野郎が生意気に横文字なんか読みやがって、三十だてえことなんです。呆れかえるじゃアありませんか。あの野郎、パンスケにふんだくられた三十万円の恨みが忘れかねているんですよ」

「どれ、その歯を見せてごらん」

見ると、なるほど、茶色の模様のような筋がある。三十とよめないこともないが、ハッキリ三十というわけでもない。生前、歯に彫りつけたというわけではなく、書いたものがアブリダシで現れたようなアンバイである。

将棋狂の和尚は探偵趣味もあるから一膝のりだして、

「ウム。よろし。拙僧が取り調べてあげるから、オカミサンも一緒にきてごらん」

和尚は知りあいの歯科医を訪ねた。歯科医は、歯をひねくりまわしていたが、

「どうも、見当がつきませんな。私は死人の歯を治療したことがありませんから、なんとも云えませんが、これはたゞの偶然で、なんでもないことじゃありますまいか」