후리가나로 읽는 일본 고전
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まち
街
宮本 百合子
宮本 百合子의 街(まち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,689자 · 37화면
と答えた。彼は妻だけであったら、その後へ、
「相変らず碌なことはない」
とつけ加えたかったのを堪えたのだ。今日、昼食を食べて煙草を吸っていると、不意に松崎が上って来た。
「やあ、どうです、やってますね」
編輯員の誰彼に愛嬌を振りまきつつ、彼はジェルテルスキーの机の横へ椅子を引張って来た。
「大分暖いですね、今日は。奥さんお達者ですか? 一寸通りかかったもんで、どうしていられるかと思ってね」
松崎はちらちらジェルテルスキーがタイプライターで打ちかけている草稿を覗いたり、積みかさねてある新着の露字新聞を引き出して目を通したりしていたが、
「ああ、近頃何でもルイコフ君の細君が貴方のところへ行っているそうじゃありませんか」
と云った。彼は、全体小柄で丸い胴の上にのっている健康らしい顔に、他意なさそうな笑いを漲らしながら続けた。
「一体どうしたんです? ルイコフ君迎えにも来ないんですか?」
「……マリーナ・イワーノヴナが考えている程に重大に思っていないんでしょう。大方」
「へえ――何でそんなに衝突したんです? ルイコフ君、浮気でも始めたかなハハハハ」
ジェルテルスキーは、聞き手がもうすっかり知り抜いているに違いないのに、改めて、極めて自然に質問するので、礼儀上からでもそれに答えなければならない不愉快を忍びつつ、大略を話した。