일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まちはふるさと

街はふるさと

坂口 安吾

坂口 安吾의 街はふるさと(まちはふるさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,435자 · 389화면

아오조라 문고

パンパンとはタダで遊んで、おごらせて、バクチのモトデをまきあげる道具にすぎないと心得て、一文も置いて行きはしないものだ。一度でもスキを見せると、つけこんできて、情婦のつもりで食い物にし、着物や装身具や鏡台や茶のみ道具まで質に入れてバクチに使い果して、それが当然だと心得ている。狡猾、卑怯、折あらば、つけこむ虫であるから、これに対するパンパンの心構えとしては、柳に風、剣術の極意に似ている。

エンゼルは片手にコップをにぎりながら、ルミ子の首をかかえて抱きよせたが、ルミ子は、ゆっくりとスリぬけて、

「しつこいこと、しちゃダメよ。暑くって。ウチワであおいであげるから、ビールのんで、お帰り」

「約束のお客があるのか」

「お客は道にゴロゴロいるよ」

「ふざけるな。オレと遊ばないというのか」

「お金、ちょうだい。私、お客様と遊ぶのが商売よ」

エンゼルは単純に殺気立った。満座の中ででも、一人の女を暴力で意にしたがわせるぐらいのことには、場数をふんでいるという様子であった。

ルミ子は、しかし、落付きはらっていた。

「いい兄さんが、金で買えるパンパンを手ごめにしたら、物笑いよ。そうじゃなくッて。