일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まちはふるさと

街はふるさと

坂口 安吾

坂口 安吾의 街はふるさと(まちはふるさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,435자 · 389화면

아오조라 문고

夜はバーテンもやりますよ。そのために、是が非でも金がいる」

礼子は放二に向って、

「梶さんから、それらしい話おききですか」

「ぼく三週間ほどお目にかかっていませんので、何もおききしておりません」

放二は青木の存在すら初耳だから、まったく知らなかった。

「ですが、あすお会いする約束ですので、そのお話をうけたまわるかも知れません」

「え? 君が、あす、梶さんに会うって?」

青木はおどろいて、顔色を改めて、

「君は、どうして、あの人と……」

「北川さんと梶さんは、親同志親戚以上に親しくしていらした方」

礼子の言葉は信じられないという青木の顔色であった。

「君、いつ、その約束したの」

詰問はするどい。放二の静かな態度はいさゝかも乱れなかった。

「速達をいただいたのです」

「いつ?」

「昨日の午前中でした」

「発信は、どこ?」

「そこまで調べませんでした」

「その速達、見せてくれない?」

「いま持っておりません」

放二は静かに答えたが、実は胸のポケットに在るのである。

青木は解せないらしく、思い沈んでいたが、

「社用で大阪へ行ってるはずだ。五日前にたったんだが、まだ二三日は戻らぬ予定ときいていたが」