후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうもんちょう
註文帳
泉 鏡花
泉 鏡花의 註文帳(ちゅうもんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,770자 · 67화면
「そういやあある。お前は酔っぱらってぐうぐうじゃ、何かまじまじとして私あ寐られん、一時半ばかり前に、恐しく風が吹いた中で、確に聞いた、しかも少い男の声よ。」
「それだそれだ、まさしくそれだ、や、飛んだこッた。
お前、何でも遊女に剃刀を授かって、お若さんが、殺してしまうと、身だしなみのためか、行水を、お前、行水ッて湯殿でお前、小桶に沸ざましの薬鑵の湯を打ちまけて、お前、惜気もなく、肌を脱ぐと、懐にあった剃刀を啣えたと思いねえ。硝子戸の外から覗いてた、私が方を仰向いての、仰向くとその拍子に、がッくり抜けた島田の根を、邪慳に引つかんだ、顔色ッたら、先刻見た幽霊にそッくりだあ、きゃあッともいおうじゃあねえか、だからお前、疾く行って留めねえと。」
「そして男を殺すとでもいうたかい、」
「いや、私が夢はお前の夢、ええ、小じれッてえ。何でもお前が紅梅屋敷を教えたからだ。今思やうつつだろうか、晩方しかも今日研立の、お若さんの剃刀を取られたから、気になって、気になって堪るめえ。
処へ夜が更けて、尋ねて行くものがあるから、おかしいぜ、此奴、贔屓の田之助に怪我でもあっちゃあならねえと、直ぐにあとをつけて行くつもりだっけ、例の臆病だから叶わねえ、不性をいうお前を、引張出して、夢にも二人づれよ。