후리가나로 읽는 일본 고전
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しごとしてのにほんご
詩語としての日本語
折口 信夫
折口 信夫의 詩語としての日本語(しごとしてのにほんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,401자 · 27화면
平易明快なばかりが、詩の価値ではない。白楽天・ろんぐふぇろう――が軽蔑される一面も、其点である。併し何としても、詩を生む心の豊かさから、いろんな表現が派生して、単純な理会者には受け取りにくいものがあると言う事も恥ずべき事ではない。併し二つの国語の接触・感染・影響と言う様な直接な効果ではなく、一種不思議な翻訳文が間に横わっていて、それの持つ原語とも、国語ともどちらにつかずの文体が、基礎になっているのでは、何としても健全とは言えぬ。我々の象徴詩に対して持つ情熱は決してそうしたえきぞちしずむを対象としているのではない。すでに有明・泣菫以来半世紀に近い象徴表現の努力がいまだに方法的に完成しないその前に、気移りしかけているのは誇るべき事ではない。如何にしても、時を経ただけの効果を収め得ていない。これは、詩語たる国語の障壁によるものである。その詩語は、実体からうつしたものでなく、その実体の影を写したものと言うべき用語と文体から出来ている所にあると思う。けれども詩語はどこまでも、第一国語と同じものでなくてはならぬと言う訣ではなく、第二国語として独立しないまでも、第一国語に対してもっと自由であってよい訣だ。