후리가나로 읽는 일본 고전
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にんしきろんとはなにか
認識論とは何か
戸坂 潤
戸坂 潤의 認識論とは何か(にんしきろんとはなにか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,432자 · 116화면
自由・理想・価値、皆こういう要領なのだ。唯物論は自由や価値や理想を説き得ない、つまり説明出来ない、とよく云うが、処がどんな理想主義や観念論が、一体自由や価値や理想を、いつ説明し得たか。単にそういうものが否定されはしないかと云って心配しているだけの能しかないのだ。そういうものが現実の経験の必然的所産であり、それ故にこそ現実的な力も有てるのだと云って説明してやるのは、いつも唯物論者達なのである。
実践的模写説は、模写の実践的遂行に於て、この歴史的なものから論理的なものの抽出という過程を辿らねばならぬ所以を説明する。人類の認識はこうした過程によって発達するのであり、人間の認識はこの過程を通ることによって初めて真理を獲得するのである。――新カント主義者達は経験的なものを一口に心理的なものという。だが之は恐らく歴史的なものの云い間違いであろう。心理は事実のほんの一部分にすぎぬ。事実は全体として、歴史的なのだ。それは大部分社会的であり、ほんの一部分が心理的であるに過ぎない。
実践的模写説は真理認識に於ける実践の役割を評価する点に於て、徹底的である。認識それ自身が実践の一部分なのだ。