후리가나로 읽는 일본 고전
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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
戸坂 潤의 読書法(どくしょほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,289자 · 257화면
実際イデオロギーという概念のもっとも挑発的な点は、それが虚偽意識を意味するという所に横たわっている。従ってここに展開された思想史は、単に「イデオロギー論の系譜学」であるばかりではなく(『イデオロギーの系譜学』というタイトルよりもこの方が適切ではなかったかと思うが)、うそをつき虚偽を犯し誤謬に陥る限りの、人間性を描きだそうとした人間学の系譜学でもあるように見える。
所で、マルクス主義的イデオロギー論に先立つこれ等思想家達の「イデオロギー論」は、一つの共通の特色を有っている。それは、ベーコンなどの場合を除けば、どれもこれも、心理学的地盤にだけ立って意識形態を説明しようとする「心理学的イデオロギー論」(著者達はそういう言葉を使っている)だという点にある。それはまだ社会意識の理論にはいる処にまで来ていない。そういう意味で今の場合は、イデオロギー論の前史にぞくするものといって好いだろう。――私はこういう心理学的イデオロギー論に因んで、現在のフランスの一群の心理学者達(リボーやポーラン)を思い起こすのである。
この書物を読んで私は様々な種類の喜びを感じる。イデオロギーの研究でこれまで一等欠けていたのが、あたかもこうした実質のある歴史的叙述だったからである。