후리가나로 읽는 일본 고전
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けいさつしょちょう
警察署長
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 警察署長(けいさつしょちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,783자 · 16화면
次の馬には十七になる男の子が乗り、その次の馬には女の子が乗っていた。脊の高い細君が四番目の馬に乗り、最後の馬にはベルセネフが神経的な眼をして乗っていた。
三日ばかりしてちょとした山の中の村へ往って一軒の宿を求めて入った。主翁は支那人で家の作りも支那風であった。
一行は汚い室へ通された。クラネクは微暗くなった汚い室の中をじろじろと見まわした。
「汚い室だな、宿屋へ入ったなら、もすこし室らしい室に入りたいな」
ベルセネフが荷物のしまつをして後から入って来た。
「今、馬に餌をやる時に見ると、好い室があるようですよ、談判して入ろうじゃありませんか」
「どこだね」
「私達がはいって来たところから、左寄に室がありましたね、そこから折れ曲った処ですよ、広い室らしいですよ」
「では主人に談判しようじゃないか」
「往って来ます」
ベルセネフが出て往った。クラネクは小供を対手にして話をはじめた。細君は隅の暗い処でトランクを開けて何かがさがさと出していた。
扉が開いてランプを持った主翁の支那人と、ベルセネフが入って来た。
「談判してみましたが、あの室は怪しいことがあるので、何人も入れないと云ってるのです」