후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まずしきひとびとのむれ
貧しき人々の群
宮本 百合子
宮本 百合子의 貧しき人々の群(まずしきひとびとのむれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,959자 · 118화면
どうして彼等の疲れた眼差しに高ぶった瞥見(べっけん)を報い得よう!
私共は、彼等の正直な誠意ある同情者であらねばならなかったのである。
世の中は不平等である。天才が現れれば、より多くの白痴が生れなければならない。豊饒(ほうじょう)な一群を作ろうには、より多くの群が、饑餓の境にただよって生き死にをしなければならないことは確かである。
世が不平等であるからこそ――富者と貧者は合することの出来ない平行線であるからこそ、私共は彼等の同情者であらなければならない。
金持が出来る一方では気の毒な貧乏人が出るのは、宇宙の力である。どれほど富み栄えている者も、貧しい者に対して、尊大であるべき何の権利も持たないのである。
かようにして、私は私自身に誓った。
私は思い返した。
自分と彼等との間の、あの厭わしい溝は速くおおい埋めて、美しい花園をきっと栄えさせて見せる!
四
私は、自分の生活の改革が、非常に必要であるのを感じた。そして、いろいろな思いに満たされながら、自分の今日までの境遇を顧みたのである。
私共の先代は、このK村の開拓者であった。首都から百里以上も隔り、山々に取り囲まれた小村は、同じ福島県に属している村落の中でも貧しい部に入っている。