후리가나로 읽는 일본 고전
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ひんをしるす
貧を記す
堺 利彦
堺 利彦의 貧を記す(ひんをしるす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,848자 · 4화면
この夜徹夜しつるはなかばは勉強のためなかばはふとんなきがためなり。
中州の細君、飯と菜とを我らに恵みぬ。
二日、金若干を得つ、先の宿に談判して荷物を引き取ることとなしぬ。この夜某氏にゆきてかま、鉄びん、茶わんなど借り来つ。この新宅は下三間、六畳、三畳、二畳、二階二間、四畳、六畳、家ねじれてふすまのたてつけ合わず、畳の新しきだけが取りえなり。
垂柳子ついにたえずして去る。
我もまたついに守ることあたわずして引き揚ぐ。
かやなし
蚊の出で来たること夜々に多し。下座敷にては老人たちすでにかやをつれり。二階に寝る我はいまだつらず。二階とて蚊は出るなり。ずいぶんつらき夜もあり。
絽の羽織
夏の初め一カ月絽の羽織蔵より出でたりしが、たちまちにしてまた入檻。その後わずかに一日間さらに白日のもとに出でたりしが、たちまちにしてまたまた姿をかくしぬ。しこうして今や秋風吹かんとす。
一五夜
一五夜、月を見ず。絃歌盛んに響く九階の辺、かんしゃく起こりてたまらず。実にわがままなるものなり。わが遊ぶには理屈あり、人の遊ぶは苦々し。我が遊ばざるの理屈はただ金無しというのみ。