일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひんみんくらぶ

貧民倶楽部

泉 鏡花

泉 鏡花의 貧民倶楽部(ひんみんくらぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,333자 · 111화면

아오조라 문고

」

護送されたる一列の貧民は、果報拙くして御扶持を頂くことを得ざりき。渠等は青山の僻地なる権田原にて放鳥となりぬ。「はいさようなら。」と巡査に別れて、お丹は一同とともに直ぐ目の下なる鮫ヶ橋の塒に帰れり。

午後四時頃、麹町永田町なる深川夫人の邸の庭へ、垣より潜入りたる茶褐色の犬あり。

「おや、どこから来たのだろう。」

と呟きつつ縁側に出でたるは、年紀の頃十六七、色白の丸ぽちゃにて可愛らしき女、髪は結立の銀杏返、綿銘仙の綿入を着て唐縮緬の帯御太鼓結、小間使といふ風なり。名を秀という、どこかで聞いたことのあるような。

「奥様御覧遊ばせ、お松どんちょいとお出よ。三太夫様、吉造様。」

と珍しからぬ一匹の犬に、夫人をはじめ、朋輩の女中、御家老より車夫に到るまで、家族のありたけ呼立てしが、返事をするもの一人も無し。

理あるかな、今宵は館に来客ありとて、饗応の支度、拭掃除、あるいは室の装飾に、いずれも忙殺されつつあり。

「ああ、誰も……」と前後を見廻し、屹と頷き、帯の間に秘持てる紙片を取出だしつ、くるくると紙捻にして、また左右に眼を配り、人のあらぬを見定めて。

「じゃむこう。