일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かしまをさがしたとき

貸間を探がしたとき

小川 未明

小川 未明의 貸間を探がしたとき(かしまをさがしたとき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,776자 · 6화면

아오조라 문고

まだ、きっと開いているだろう。長くいるものがないのだ。ぼくの友達も、あすこへ行ったのだ。移って行った晩だね、夜中頃に、ふと眼をさますと、女が室の中を歩いているのだそうだ。青い顔をして、俯向いて、隅の方を足音を立てずに歩いているのだそうだ。友達は、自分は、夢を見ているのではないか? と、気をしっかり持った。しかし夢ではなかった。自分は、幻想を見ているのではないか? と考えた。しかし、眼にはっきりとその女が見えた。友達は、恐しくなって蒲団を頭から被った。そして、夜の明けるのを待った。

夜が明けると、もう、一日もこの家に居ることができなかった。それでね、早速荷物を片附けて、前の下宿へ帰ろうと思って、そう断ろうと梯子段を降りると、爺さんも婆さんもいなくて、十二三の女の子がいた。仕方なく、その女の子に話すと、

『やはり、何か見えましたか?』と、女の子が言ったそうだ。

『じゃ、僕ばかりではないのだね、この家へは幽霊が出るのかね』と、友達は、聞いた。

女の子は、笑いもせず、じっと友達の顔を見て黙っていたそうだ。

友達は、すぐに、その家から越してしまった」

私は、この話を聞くと、あの二階家が目に浮んだ。