후리가나로 읽는 일본 고전
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かしまをさがしたとき
貸間を探がしたとき
小川 未明
小川 未明의 貸間を探がしたとき(かしまをさがしたとき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,776자 · 6화면
そして、両方の頬骨が高く突き出て、眼は底の方に落込んでいた。血の気は全く失せて、顔の色は、白い花弁のようであった。女は歯を露き出して、痩せた体を悶えて、肋骨を二重に折るように、うすい蒲団の下で波打たせていた。
「あ――っ、あ――っ」
病婦は、他人が覗いているということを悟る筈がなかった。こうして、独り苦しんでいた。枕許には、啖壺が置かれてあった。
私は、逃げ出すようにして下へ降りた。外へ出るまでに、殆んど発作的に、
「あの六畳の間ですか?」と、言った。
老婆は、冷淡な顔を上げて、やはり座ったままで、
「そのうちには、隣の三畳もあきます」と、言った。
私は、無言で外へ出た。そして、茫然として、ある戦慄を全身に感じた。