후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうじんひげのはかせ
超人鬚野博士
夢野 久作
夢野 久作의 超人鬚野博士(ちょうじんひげのはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,054자 · 117화면
「いや、わしが悪かった。わしが悪かった。ところで伜はどこに居る」
こうなると老人はみじめだ。何よりも先に考えるのは我児の事だ、ここまで来ると、ルンペンも華族もタダの人間だ。
「ホホホ御安心遊ばせ、伯爵様。若様は最前から……」
と云ううちに部屋の入口に並んでいる女たちを押分けて、スマートな旅行服の青年が颯爽と這入って来た。
「お父様、只今。お話は最前から廊下で承っておりました。御心配かけて相済みません。上海亭から別の自動車で追っかけて来ておりました」
「おお帰ったか」
老伯爵の両眼から新しい涙が溢れ出した。
「そうして……その……花嫁はドコに居る」
女将が振返って、背後に並んでいる五人の女を見渡した。するとその中から顔を真赤にした洋装の一人がおずおずと進み出て、老伯爵に向って一礼した。最前上海亭で一番最初に吾輩に質問を試みた鶴子だ。唇と頬ペタを紅ガラ色に塗って、見事な腕を肩の上から露出しているところは誰が見ても街の女としか思えない。
老伯爵は眼を剥いた。眼を剥く筈だ。花嫁が淫売姿で堂上方へ乗込むなんて手は開闢以来なのだから……。
「アハハハハ成る程。これじゃイクラ探してもわからないじゃろう。