후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうじんひげのはかせ
超人鬚野博士
夢野 久作
夢野 久作의 超人鬚野博士(ちょうじんひげのはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,054자 · 117화면
ゴロゴロと喘鳴を起していたところから考え合わせるとあの時がモウ断末魔らしかったんだがね。
アトから聞いたところによると、親方の木乃伊親爺は平生から吾輩を恐ろしい小僧だ恐ろしい小僧だと云っていたそうだ。感化院から出て来たばかりの怪物だから何をするか、わからない奴だ。気に入らないと俺の咽喉笛でも何でも啖い切りかねないので、毎日毎日俺に手向い出来ない事を知らせるつもりで、思い切りタタキ散らしてやるんだが、実は恐ろしくて恐ろしくて仕様がないから、ああするんだ……と云っていたそうだが、してみると吾輩が毛の根をチクリとさせたのを親方は、吾輩が例の手で禿頭のマン中へカブリ付いたものと思ったらしいね。その後の医師の診断によると、老人の過労から来る、急激な神経性の心臓痲痺というのだったそうだが、実に意外千万だったね。そんな馬鹿な事がといったって、木乃伊の親方は、総立ちの見物人と、楽屋総出の介抱と、吾輩の泣きの涙の中に、ホコリダラケの板張りの上で息を引取ったのだから仕方がない。
ところで問題は、それからなんだ。楽屋に運び込まれた親方の死骸に取付いてオイオイ泣いているうちに、片っ方で仲間を集めてボソボソ評議していた拳固の梅という奴が、いつの間にか立上って来て、何も知らない吾輩の横っ面をガアンと一つ喰らわしたもんだ。