후리가나로 읽는 일본 고전
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えっちゅうつるぎだけ
越中劒岳
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 越中劒岳(えっちゅうつるぎだけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,680자 · 10화면
長次郎谷は宇治長次郎の名を取って命名したもので、測量部員を導いて此谷から劒の頂上へ達せしめたのは彼一人の功でなかったにしても、其後に於ける劒岳の案内者としての功労から推して、至当の命名であるといえる。此谷を上り詰めると殆ど頂上直下に出で、其処から絶頂まで二十分で達せられる。雪渓は三窓ほど長くはないが、急であるから二時間乃至三時間を要する。尤も下りは一時間と二十分あれば足りる。途中に熊の岩というのがあって、其辺から勾配が次第に急となり、更に上ると雪渓が分岐するが、左へ取って登ればよい。雪が少くなると七合目辺と思われるあたりに、全渓を横断して深い雪の裂け目が現れる。そうなると之を越すのが一仕事である。明治四十年に測量部員が登り、四十二年に石崎光瑶君の一行が登山者として先鞭を着けてから、劒岳の登攀といえば、極ったように此谷を上下していたものであった。夫が前に記したように異った登路が探究され発表されるに従って、それらの登路に依る人も次第に増して来ると共に、婦人の登山者さえも現れて、劒登山の全盛期を出現するに至ったのである。
劒岳の登路は大略右に述べた通りである。