후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면
の裏口に貼った紙がはっきりと読めるのだ。
閑人免進悪狗咬人
君子自重面欄莫怪
はじめの一行は「無用の者入るべからず」。
あとの君子自重は、其角の「このところ小便無用花の山」に似て、後者の風流を狙って俗なるに比し、ずっと道学的に洒脱である。私が感心して立ちどまっていると、文字どおりに悪狗らしいのが、これもたそがれのかげを引いて長く吠えた。
日露戦争の癈兵らしい老人がふたり、ひとりは手風琴を、他はヴァイオリンを鳴らして路傍に物乞いしている。跛足と盲らだ。「無眼之人」と大きく書いたボウル紙を首から下げていた。
ウチャストコワヤ街の方角から、深夜の紅塵にまじって支那少年の叫びがけたたましく流れてくる。
ちで・ちで!
夕刊売りだ。
ちで――い!
ちで――い!
VIA・さいべりあ
アフガニスタンという国――とにかく国だろうと思うんだが――の王様が、何かの用で――たぶん鬚でも剃りに――莫斯科からワルソウのほうへ出かけているために、その宮内大臣、侍従、料理部員等の一大混成旅行団の乗用として、いい車はみんな欧露方面へとられてしまった。万国寝台会社がこういう。どうもへんな話だが、アフガニスタンにしろズズアイランドにしろ、仮にも王さまの御用とあらば致し方ない。