후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면
もっとも、はじめから声はいろいろしているんだが、これは、伯爵ずくめのいぎりす競馬のまんなかにめずらしくも南部あめりかの旋律を帯びていたから、とっさに私を振りかえらせるに充分だった。
真珠王に真珠女王という、帽子から衣服ぜんたいに隙間もなく貝ぼたんを縫いつけた一組の男女が、慈善病院か何かの資金をあつめるために、バンジョウに合わせて声いっぱいに唄っている。
河のお爺さん
お爺さんの河!
何もかも知っていて
だがしかし黙って
ただじっと流れてゆく
お前は河のお爺さん
――河はあのミシシピのことだ。いま倫敦のドルウリイ・レイン座は、エドナ・ファウバアの小説からとった、亜米利加渡来の楽劇「芝居舟」を演して大当りを取っているが、そのなかでポウル・ロウブスンという黒人のテノルが歌う「河の唄」が人気を博して、ここでこの真珠王と女王がうたっているのもその「芝居舟」の一節だった。
ま、これもどうでもいいとして――。
自動車は五志かそこらでそとへ預しておくことも出来るが、私たちは、青年ブリグスがこすく立ち廻った結果、大観覧席のすぐまえ、コウスに近いところへ割り込んで行って、車に乗ったまま見物することになった。