일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おどるちへいせん

踊る地平線(下)

谷 譲次

谷 譲次의 踊る地平線(下)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,823자 · 283화면

아오조라 문고

が、飛び込んで行って実物を見ると、やっぱり当てが外れてしまった。第一、四六判の洋書が二十冊も這入ると一杯になるほどの大きさしかなく、それに、本来の目的が目的だけに莫迦に頑固に出来ていて、内部がとたん張りか何かで空っぽでも好い加減重いのだ。これで本を送った日には半分以上は箱の郵税になってしまう。送り出すと言っても、私は自分の船へ積んで身体と一緒に行くんだから、何もそう堅牢であることは要しないが、そのかわり相当大きくて少数で済むほうがむしろこの際の条件なのである。

と言ったふうに、乗船近くなってから苦しみ抜いた結果、ふと考えついたのが、どこの店ででも売っている繊維質のトランクである。すぐさま近くの百貨店ボン・マアシェへ出かけて行ってみると畳一枚に近い大きさのが、たった十三志――約六円半――だ。繊維性の布に防水塗料を被せたもので、それでもあちこちに金具が光り、二個所に鍵までかかるようになっている。何しろ、持ってこいの大きさで、しかも立派なトランクだ。で、これだとばかりにそれを六個揃えて立ちどころに用は足りたが、そこで、私は考えたのである。

ただの板を釘づけにしただけの荷造り用の木箱でさえ、約十円の一磅――二十志――もする。