후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(下)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(下)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,823자 · 283화면
と呼ばれるトボガン橇である。これは鋼鉄のスケルトンの上に板を渡して、走者はそのうえに、頭を下にして腹這いになる。うしろに出ている靴の爪先きにスパイクがついていて、それで舵を取るのだ。時として肘や膝にもプロテクタアを当てがい、人によっては顔に厚い保護面を被ることもある。滑路の両側には高い雪の塀を造って、橇が横へ外れないようにしてあるが、往々にしてそれを越えてすっ飛ぶことが珍らしくない。聖モリッツのとぼがんの記録は、ついに一時間七十哩を突発している。例のモリッツ名物CRESTA・RUNというのがこれである。
言うまでもなくモリッツのウィンタア・スポウツは、じつに大仕掛けなものだ。たとえば、スキイ・ジャンピングの競技場などでも、他のレゾルトでは、スキイ穿きで見物に来た人が、ずらりと雪の上に立って取り巻いているくらいのものだが、サン・モリッツとなると、瑞西の国旗を立て並べてお祭りさわぎの装飾をする。ジャンプ場なんか、まるでウィンブルドンの中央テニス・コウトの観がある。広い座席が何段にも重なって、一等席は倫敦一流の劇場以上の切符代を取ってるくらいだ。そこへ、巨鳥のようにジャンパアが落ちてくると、パティの実写機が光る。