일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おどるちへいせん

踊る地平線(下)

谷 譲次

谷 譲次의 踊る地平線(下)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,823자 · 283화면

아오조라 문고

マドリッドは孤丘の上に建っている。連日の青天に白く乾いた遥かの陸橋に新月がかかって、建築中の電話会社の足場の下を、朝市場へ野菜を運ぶ驢馬の長列がBO・BOと泣いて通り過ぎつつあるばかり――芝居帰りのドン・ファン・テノリオ、夜のドン・キホウテとサンチョ・パンザの人影が霧にぼやけて、聖フランシスコ寺院の鐘も鳴らず、一晩じゅう戸外を笑い歩くマドリッドの町民もいまは短い明け方の眠りを眠っている。あんまり好い月夜なので、ドン・ホルヘもつい、うろ覚えの南部ヘレス産の黄葡萄酒・北部リオハ産の赤葡萄酒なんかと、むかし主馬頭夫人がやったように月を仰いで低唱しようとしたところが、やっぱりいけない。窓の真下からSI・SI・SIとはっきり恋の迷魂らしいささやきが揺れ上ってくるのだ。

ドン・ホルヘの私は、眼をこすって窓の下の月光を透かし見た。

家の根元に、何だか黒い物が魔誤々々している。

2

とこう言うと、さしずめこのあとは、「マドリッドの旧家に泊って経験した恐怖の一夜」といったふうな西班牙種の怪談でも出て来なけりゃならないようだが、なに、そんなんじゃない。

私の寓居にペトラという若い娘がいる。