일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みなげきゅうじょぎょう

身投げ救助業

菊池 寛

菊池 寛의 身投げ救助業(みなげきゅうじょぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,938자 · 12화면

아오조라 문고

どうしても水死をしたいものは、お半長右衛門のように桂川まで辿って行くか、逢坂山を越え琵琶湖へ出るか、嵯峨の広沢の池へ行くよりほかに仕方がなかった。しかし死ぬ前のしばらくを、十分に享楽しようという心中者などには、この長い道程もあまり苦にはならなかっただろうが、一時も早く世の中を逃れたい人たちには、二里も三里も歩く余裕はなかった。それでたいていは首を括った。聖護院の森だとか、糺の森などには、椎の実を拾う子供が、宙にぶらさがっている死体を見て、驚くことが多かった。

それでも、京の人間はたくさん自殺をしてきた。すべての自由を奪われたものにも、自殺の自由だけは残されている。牢屋にいる人間でも自殺だけはできる。両手両足を縛られていても、極度の克己をもって息をしないことによって、自殺だけはできる。

ともかく、京都によき身投げ場所のなかったことは事実である。しかし人々はこの不便を忍んで自殺をしてきたのである。適当な身投げ場所のないために、自殺者の比例が江戸や大阪などに比べて小であったとは思われない。

明治になって、槇村京都府知事が疏水工事を起して、琵琶湖の水を京に引いてきた。