후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちかごろのかんそう
近頃の感想
宮本 百合子
宮本 百合子의 近頃の感想(ちかごろのかんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,874자 · 12화면
巻頭言の筆者は批評の方法こそ唯物弁証法に導かれねばならぬといっているのであるから、それを実際問題としてあてはめてみると、たとえばそういう図式主義批評の傾向が再び起って来たような場合、くだらぬことだけいい去らず、その要求が若い批評家の間に起るに至った社会的根源、要求の背景にまでふれて、客観的に批評されていいのではなかろうか。
戸坂氏などは、文芸批評というものが多く主観的であるという現状のままを認容した上で、それより客観性、科学性において立ちまさったものとして別個に文明批評の出現をとりあげているのである。
それとは異ってプロレタリア文学批評の分野に、『文学評論』の巻頭言が警告しているような、唯物弁証法の図式的批評が「再発」しているということは、それが「再発」であるということのために、私はひとかたならぬ関心をよび起されたのである。
なぜなら、私自身、前にも書いたとおり、かつて作品批評に際して唯物弁証法の幼稚な機械的適用をやって、左翼的逸脱の危険を犯した経験をもっている。それにはそれで、当時のプロレタリア文学運動の情勢がきわめて有機的に私の心持に作用していたのであった。