일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たいほしゅぎしゃ

退歩主義者

坂口 安吾

坂口 安吾의 退歩主義者(たいほしゅぎしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,703자 · 20화면

아오조라 문고

タバコ、オ弁当。それから蟇口ね、みんなシッカリしまっておくれ」

という。

「よせよ。威張るない。オレだって、こんなこと、したくないよ。だけどさ。時世時節だから、君たちに狙いをつけるんだ。そうじゃないか。オメカケだのパン助だのと、女には内職できるけど、男はそうはいかねえよ。女の天下だから、あがめているんだ。有難く思いなよ」

「なにいってやんだい。甲斐性なしは男の屑さね。トンチキめ」

と、いうようなグアイで、手がつけられない。みんな見上げた人物なのである。彼も素早く退歩の陣立てをかためておけば、この社会でなんとか生計の立たない筈はなかったのだが、よウ、待ってましたッ、などゝ、たった一度だが、声をかけられたばっかりに、名優なみに豪遊して借金をつくって首がまわらなくなっているから、もはや手の施しようがない。

馬吉は空腹に降参した。泥棒だの殺人なども退歩の一策であり、あえて辞せないところであるが、一応はオンビンに運びたいと思ったのはムリのないところである。

彼は、すでに道具方の下働きで、舞台へ姿を現わすわけには行かないのであるが、サンチャン、というメソメソしたチンピラを拝み倒して、顔を白く塗ってもらい、物蔭に忍んでフィナーレを待った。