후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆけるマクシム・ゴーリキイ
逝けるマクシム・ゴーリキイ
宮本 百合子
宮本 百合子의 逝けるマクシム・ゴーリキイ(ゆけるマクシム・ゴーリキイ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,396자 · 17화면
最後に今日ではスターリンの故郷として名の高いチフリス市の鉄道工場に入った。処女作「マカール・チュードラ」がチフリス新聞『カウカアズ』に掲載されたのは、まさにこの時なのであった。
成心く真心から書かれたこの一篇の小説は一八九二年のロシアの文壇に新しい時代の黎明を告げたばかりではなかった。「マカール・チュードラ」を貫いて流れている熱い生活力、不撓な意志、卑劣を侮蔑する強い精神、感情そのものは、ゴーリキイが自ら悟ったよりもっと雄弁に、どん底からの創造力の可能を世界に鳴り響かせたのであった。
このチフリス市の生活が、ゴーリキイの作家としての生涯の第一歩を開花させたと同時に彼にやや変り種の、しかし何処までも彼らしい結婚生活の発端を与えているのは、まことに興味が深い。二年前にニージュニで知り合ってゴーリキイの全傾倒をひきおこしたマダム・オリガが良人をパリにのこして、花のような娘と一緒にチフリスへ帰って来た。そのことを知った時、この頑丈な若者は狂喜のあまり生れて初めて卒倒した。
ゴーリキイは真直ぐ、ニージュニへ帰った。そして月二留の家賃で或る家のひどい離家、というより棄てられた浴室を借り、オリガとその娘との三人暮しがはじめられた。