후리가나로 읽는 일본 고전
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れんかんき
連環記
幸田 露伴
幸田 露伴의 連環記(れんかんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,281자 · 95화면
又其章の、門人が子思子に問われた言葉に、「昔は子の先君子出母を喪せる乎」とあるによれば、子思子の父の子伯魚も妻を去られたようである。イヤ、それよりも同じ章の別の条に、「伯魚の母死す、期にして而して猶哭す」の文によれば、伯魚の母即ち孔子の妻も、吾が聖人孔夫子に去られたことは分明である。何様いう仔細あって聖人が子まであった夫人を去られたか、それはそれがし不学で未だ見及ばず聞及ばぬが、孔子は年十九にして宋の幵官氏を娶られ、其翌年に鯉字は伯魚を生ませたもうたのである。伯魚が出母の死に当り期にして猶哭せるは、自然であるが、孔子が幵官氏を出し玉うたのは、因縁不和とよりそれがしには合点がならぬ。聖人の徳、家を斉うるに足らなかったとは誰も申し得ぬ。しかし夫子も上智と下愚とはうつらずと申して居らるる。うつらずとは徳化も及ばざることでござろう。聖人の盛徳といえども、御年猶若かりし頃には、堪えかねて見放したもうて去られしもの歟、或は幵官氏に宜しからぬことのありし歟。すべて遠き古の事、考え知らんにも今如何ともし難けれど、我等凡愚にはただ因縁不可思議とのみ存ずる、何様いうものでござろうか、と意外な逆手に出られた。