후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しぜんかいのきょぎ
進化と人生(下)
丘 浅次郎
丘 浅次郎의 進化と人生(下)(しぜんかいのきょぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,568자 · 109화면
生存に適する性質の最もよく発達したものがぜひとも勝ちを占めることになり、これらのものが生存して繁殖するときには、また遺伝性によって競争に打ち勝ちえた性質を、子孫に伝えることになるから、一代や二代の間には目に立つほどに現われぬが、代が重なる間には各種ともに生存に適する性質が漸々発達進歩し、先祖に比較してはいっそう進化したものとなる理屈である。
以上大略を述べた生物進化論、および自然淘汰説は今日のところではもはや確定した事実である。今より五十二年前にダーウィンが「種の起原」という書物を著わして、初めて右の説を世に公にしたころは、反対論者がすこぶる多くあったが、その後生物学各方面の研究が進むに従い、いずれの方面よりも無数の証拠が見いだされて、今日ではもはや疑うべからざるものとなった。すなわち十九世紀の後半は生物進化論および自然淘汰説の研究時代で、二十世紀になってからは、これを基として応用工夫すべき時代に達したものと見なしてよろしかろうと思う。
生物進化論、自然淘汰説がまだ研究中であった時代には、進化論と衛生学との間には少しも直接の関係がなく、したがって衛生学者がその専門学科の上から、進化論や淘汰説に対して議論を発表するようなこともなかったが、今日ではこれらの学説はもはや確定したものと認められ、これを基として国利