일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しぜんかいのきょぎ

進化と人生(下)

丘 浅次郎

丘 浅次郎의 進化と人生(下)(しぜんかいのきょぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,568자 · 109화면

아오조라 문고

ところが、この点を利用して蜂と見誤られるために色も形も蜂に似せた昆虫が蜂以外の類にすこぶる多い。例えば、蛾の中にも全く蜂とまぎらわしいような種類が幾種もある、甲虫の中にもすこぶる蜂に似たものがある。また蟻は一匹ずつをとればかならずしもはなはだ強いとはいわれぬが、大きな団体を造って力をあわせて生活するものゆえ、全体としてはすこぶる有力な昆虫である。それゆえ、これに身を似せた昆虫ははなはだ多い。中にはイナゴの類で身体を蟻に似せている虫があるが、その体の色彩がすこぶるおもしろい。蟻は胴の中ほどにきわめて細いくびれたところがあるが、イナゴの身体にはかような細い部分はない。それゆえイナゴが蟻に似るためには胴の中ほどの細くなることが必要であるが、実際かくすれば内部の臓腑の位置から変わらねばならず、非常に困難でほとんどとうていできぬことである。そのためイナゴは色彩で蟻のごとくに見えるようにごまかして、実際の胴は太いところへ蟻のごとき色の細い線が現われ、横から見るとあたかも蟻のごとくに胴がくびれているように見える。また南アメリカのある地方では一種の蟻が一匹ごとに必ず緑色の小さな木の葉を口にくわえ、まるで人間が傘をさしているごとくにして歩くが、そこには蟻と全く種類の違う昆虫で、頭から背中まで緑色を呈して、木の葉をかざした