후리가나로 읽는 일본 고전
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うんめいろんしゃ
運命論者
国木田 独歩
国木田 独歩의 運命論者(うんめいろんしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,357자 · 34화면
訴訟用から僕は此家に出入することとなり、僕と里子は恋仲になりました、手短に言いますが、半年経ぬうちに二人は離れることの出来ないほど、逆せ上げたのです。
そして其結果は井上博士が媒酌となり、遂に僕は大塚の家を隠居し高橋の養子となりました。
僕の口から言うも変ですが、里子は美人というほどでなくとも随分人目を引く程の容色で、丸顔の愛嬌のある女です。そして遠慮なくいいますが全く僕を愛して呉れます、けれども此愛は却って今では僕を苦しめる一大要素になって居るので、若し里子が斯くまでに僕を愛し、僕が又た斯うまで里子を愛しないならば、僕はこれほどまでに苦しみは仕ないのです。
養母の梅は今五十歳ですが、見た処、四十位にしか見えず、小柄の女で美人の相を供え、なか/\立派な婦人です。そして情の烈しい正直な人柄といえば、智慧の方はやゝ薄いということは直ぐ解るでしょう。快活で能く笑い能く語りますが、如何かすると恐しい程沈欝な顔をして、半日何人とも口を交えないことがあります。僕は養子とならぬ以前から此人柄に気をつけて居ましたが、里子と結婚して高橋の家に寝起することとなりて間もなく、妙なことを発見したのです。