후리가나로 읽는 일본 고전
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とかいはぜいたくだ
都会はぜいたくだ
小川 未明
小川 未明의 都会はぜいたくだ(とかいはぜいたくだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 4,024자 · 8화면
」と思って、床につきました。
* * * * *
弥吉じいさんの孫に、新吉という少年がありました。おかねとは仲よしでありました。新吉には両親がなく、おじいさんに育てられたのであります。
ある日、二人は、草原の上で遊んでいました。すると、新吉は、ぼんやりと立って、あちらの高い山の方を見ていましたが、急に、しくしくと泣き出しました。おかねは、驚いて、
「どうしたの? 新ちゃん。なぜ、泣くの……。」と、たずねました。
新吉は、だまって、両手で自分の目をこすって、涙をふきました。
「どうしたの? 新ちゃん。」と、おかねは、かさねて、たずねました。けれど、新吉は、さびしそうな顔つきをして、だまっていました。そして、いまのことは、すぐに忘れてしまって、二人はそれから、おもしろそうに遊んだのであります。
新吉は、九つのとき、ほんの一夜、病気になって臥たばかりで死んでしまいました。弥吉じいさんの、歎きは一通りでありません。その後、おじいさんは、さびしい、頼りない生活を送らなければなりませんでした。おじいさんは、孫の新吉と仲よしであった、おかねをいつまでもかわいがってくれました。