후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しゅうぶん
醜聞
山本 周五郎
山本 周五郎의 醜聞(しゅうぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,900자 · 46화면
しかし本当にそれがさくらだったろうか、吾平はどうしたのかという疑問が残った。
「男もいっしょだったそうです」と堀が続けた、「そういう宿のしきたりで、宿帳なども正確ではありません、女はおさい、男は吾助ということでした」
「男はどうしました」
「ほかの女と出奔したそうです」
おさいと吾助、それならかれらに相違ないだろう。堀三左衛門の語るところによれば、二人は三十日ほどまえから泊っていた。男も女も酔っぱらいで、朝から焼酎を飲み、酔えばすぐ喧嘩が始まり、殺してやるとかさあ殺せという騒ぎになった。男のほうは博奕が好きなようで、いつも賽ころや花札をもてあそんでいたが、賭場へゆくほどの銭も気力もなく、同宿の客をさそっては博奕をやっていたが、誰とやっても負けるばかりだったし、かなりな借りができてしまった。女は夕方ちかくになると宿を出てゆき、なにをするのかわからないが、僅かながら銭を稼いで来た。からだを売っているとも云われ、乞食をしているのを見た、という者もいたそうで、いずれにせよ屋根代も満足には払えなかった。
「そうして十三日まえの夜、女が酔って帰ると、男はいなくなっていた」