일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

海野 十三의 金属人間(きんぞくにんげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,616자 · 157화면

아오조라 문고

どのようにして谷間三根子が死んでいたか。そして、そこはどんなぐあいに外からの侵入をゆるさない密室であったか――を、まずのべたいと思う。

谷間三根子はお手伝いさんであった。としは二十三歳であった。お三根さんと呼ばれていたから、これからはお三根と書こう。

お三根は、ほかのお手伝いさんとはちがい、ひとりだけ針目博士の研究所である煉瓦建の建物の中に部屋をあたえられて住んでいた。もっともそれは主家から廊下がのびてきているとっつきの部屋であった。

お三根がそこにいるわけは、博士が仕事をしているとき、きゅうに雑用ができた場合に、すぐさまとんで行けるためだった。

博士は主家に寝室があったが、研究は徹夜でつづけられることもすくなくなかったし、またそのまま研究室の長いすで寝てしまうこともあったから、どっちかというと、博士はいつも研究室の屋根の下で暮らしていたといったほうがよいであろう。

さてそのお三根は、三月一日の朝、いつまでたっても起きてくるようすがないので、朋輩の者どもがふしんに思い、お三根の部屋のまえに集まって、入口のドアをわれるようにたたきつづけた。

だが、お三根はやっぱり起きてこなかったし、部屋の中で返事もしない。