일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十二)狐の嫁入

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十二)狐の嫁入(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,230자 · 280화면

아오조라 문고

と言うのである。その頃は筆名ともペンネームとも言わず、親の付けた名前でない、気取った仮名を昔からの言い慣わしで雅号と言ったものである。映画を活動写真、レコードを種板と言った時代のことである。

「何かいいのをつけてくれ」と言うと、編集の助手達が、「お前は東北の生れだから、蛮人はどうだ、強そうで良いぞ」と言うのである。「蛮人では可哀相だ、人食い人種みたいじゃないか」と言うと「それでは胡堂と付けろ、胡馬北風に依るの胡だ、秦を亡ぼすものは胡なりの胡だ。堂という字はそれ、木堂、咢堂、奎堂などといって皆んなエライ人は堂という字をつける。それにきめておけ」と本人の私の意見などを無視して、翌る日の新聞の閑文字から、胡堂という署名が入ったわけである。

それから、社会部の音頭を取って、部長というものに祭り上げられ、新聞に専念させるために、社の方針で他の新聞雑誌に一切書くことを禁じられ、しばらく胡堂という雅号も、実際に用いる折もなく、権利だけを留保して、温めておいたのであるが、大正十一年社会部長をよして学芸部長になり、再び雑文や、短評などを書いて、七年目にカビの生えた雅号を取り出し、昭和二年始めて「奇談クラブ」