일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうかまんぴつ

銷夏漫筆

辰野 隆

辰野 隆의 銷夏漫筆(しょうかまんぴつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,865자 · 4화면

아오조라 문고

僕はこのコントを読んで心からアッハハアと笑った。今思い出しても、やっぱり可笑しい。

これと行き方は違うが日本の狂言に『鬼瓦』というのがある。都に出た田舎びとが京の六角堂の鬼瓦をしげしげと眺めて、図らずも国もとに措いて来た女房を思い出し、落涙するという筋である。これは又これで、如何にも沁々とした可笑味が自ら流れ出す洵によいものである。恐らく、狂言中の傑作の一つであろう。

モーパッサンと云えば、数日前に杉捷夫君の近訳『ピエールとジャン』を白水社から送って来た。巻頭の序文はモーパッサンの小説観や描写論を知る上に極めて必要な、名高い文章であるが、杉君の訳を読んで旨いものだと感服した。

本書の表紙には女の肖像が掲げてあるが、その肖像の下部に点じてある二艘の船の挿絵ならびに、本文の所々に挟んである数葉の挿絵を僕は久し振りで眺め入った。その挿絵を描いた画家がジェオ・デュピュイなのである。僕はオルランドルフ版の『モーパッサン全集』の中では、デュピュイの挿絵を出色だと昔から思っていたので、杉君訳の『ピエールとジャン』にも原書の挿絵が取入れてあるのを懐しく思った。