일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かがみもち

鏡餅

宮本 百合子

宮本 百合子의 鏡餅(かがみもち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,163자 · 15화면

아오조라 문고

そのことをサエは思い起しているのであった。

十時すぎて、年越しそばを食べようと云うことになった。

「いいねえ」

「何? かけ?」

「かけ?――やすくて美味いたねもんないかしら……」

「きつねがいい、うまいよ」

「じゃ、きつね! きつね七つ」

「わたし、云ってきます」

サワ子が部屋の中から襟巻を口のところまでまいて出て行った。

小一時間も経った時分、台所で、

「こんばんはァ」

と呼んでいる声をききつけサエが急いで下りて行って見たら、それは荒物屋の若衆であった。箒、まな板、ザル、庖丁。そんなものがところせまく並べてある前に、いかにもよくあったまった湯あがりらしい色ざしのおばあさんが小さく坐り、

「まさちゃんが見んけにャ……」

と云っている。まさの後から佐太郎も足音高く下りて来た。まな板と庖丁、箒などを夫婦で見て買った。

「まあ、何年ぶりじゃろ……よう辛抱しとったものなあ」

サエは、袂を胸の前にかき合わせ、傍にしゃがんで買物を見ていたが、

「押しきりがやっと庖丁になったね」

と笑った。

「ほんと!」

上り端の箪笥の上に鏡台がのっていた。サエがそこの電燈をひねり、鏡をみながら髪をかきつけていると、向い側の家の障子にもパッと燈かげが溢れ、人声がする。