후리가나로 읽는 일본 고전
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もん
門
夏目 漱石의 門(もん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,830자 · 278화면
その時は糊を盆に溶いたり、箆を使って見たり、だいぶ本式にやり出したが、首尾好く乾かして、いざ元の所へ建てるという段になると、二枚とも反っ繰り返って敷居の溝へ嵌まらなかった。それからこれも安之助と共同して失敗した仕事であるが、叔母の云いつけで、障子を張らせられたときには、水道でざぶざぶ枠を洗ったため、やっぱり乾いた後で、惣体に歪ができて非常に困難した。
「姉さん、障子を張るときは、よほど慎重にしないと失策るです。洗っちゃ駄目ですぜ」と云いながら、小六は茶の間の縁側からびりびり破き始めた。
縁先は右の方に小六のいる六畳が折れ曲って、左には玄関が突き出している。その向うを塀が縁と平行に塞いでいるから、まあ四角な囲内と云っていい。夏になるとコスモスを一面に茂らして、夫婦とも毎朝露の深い景色を喜んだ事もあるし、また塀の下へ細い竹を立てて、それへ朝顔を絡ませた事もある。その時は起き抜けに、今朝咲いた花の数を勘定し合って二人が楽にした。けれども秋から冬へかけては、花も草もまるで枯れてしまうので、小さな砂漠みたように、眺めるのも気の毒なくらい淋しくなる。小六はこの霜ばかり降りた四角な地面を背にして、しきりに障子の紙を剥がしていた。