일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

もん

門

夏目 漱石

夏目 漱石의 門(もん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,830자 · 278화면

아오조라 문고

三番目には露国文豪トルストイ伯傑作「千古の雪」と云うのと、バンカラ喜劇小辰大一座と云うのが、赤地に白で染め抜いてあった。

宗助は約十分もかかって、すべての広告を丁寧に三返ほど読み直した。別に行って見ようと思うものも、買って見たいと思うものも無かったが、ただこれらの広告が判然と自分の頭に映って、そうしてそれを一々読み終せた時間のあった事と、それをことごとく理解し得たと云う心の余裕が、宗助には少なからぬ満足を与えた。彼の生活はこれほどの余裕にすら誇りを感ずるほどに、日曜以外の出入りには、落ちついていられないものであった。

宗助は駿河台下で電車を降りた。降りるとすぐ右側の窓硝子の中に美しく並べてある洋書に眼がついた。宗助はしばらくその前に立って、赤や青や縞や模様の上に、鮮かに叩き込んである金文字を眺めた。表題の意味は無論解るが、手に取って、中を検べて見ようという好奇心はちっとも起らなかった。本屋の前を通ると、きっと中へ這入って見たくなったり、中へ這入ると必ず何か欲しくなったりするのは、宗助から云うと、すでに一昔し前の生活である。ただ History of Gambling(博奕史)と云うのが、ことさらに美装して、一番真中に飾られてあったので、それが幾分か彼の頭に突飛な新し味を加えただけであった。