일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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もん

門

夏目 漱石

夏目 漱石의 門(もん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,830자 · 278화면

아오조라 문고

寒暖計が二三日下がり切りに下がった。宗助はまた行李を麻縄で絡げて、京都へ向う支度をしなければならなくなった。

彼はこの間にも安井と約束のある事は忘れなかった。家へ帰った当座は、まだ二カ月も先の事だからと緩くり構えていたが、だんだん時日が逼るに従って、安井の消息が気になってきた。安井はその後一枚の端書さえ寄こさなかったのである。宗助は安井の郷里の福井へ向けて手紙を出して見た。けれども返事はついに来なかった。宗助は横浜の方へ問い合わせて見ようと思ったが、つい番地も町名も聞いて置かなかったので、どうする事もできなかった。

立つ前の晩に、父は宗助を呼んで、宗助の請求通り、普通の旅費以外に、途中で二三日滞在した上、京都へ着いてからの当分の小遣を渡して、

「なるたけ節倹しなくちゃいけない」と諭した。

宗助はそれを、普通の子が普通の親の訓戒を聞く時のごとくに聞いた。父はまた、

「来年また帰って来るまでは会わないから、随分気をつけて」と云った。その帰って来る時節には、宗助はもう帰れなくなっていたのである。そうして帰って来た時は、父の亡骸がもう冷たくなっていたのである。