후리가나로 읽는 일본 고전
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もん
門
夏目 漱石의 門(もん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,830자 · 278화면
子供もない癖に」
宗助は意にも留めないように、軽く「そうか」と云ったが、後から緩くり、
「これでも元は子供があったんだがね」と、さも自分で自分の言葉を味わっている風につけ足して、生温い眼を挙げて細君を見た。御米はぴたりと黙ってしまった。
「あなた御菓子食べなくって」と、しばらくしてから小六の方へ向いて話し掛けたが、
「ええ食べます」と云う小六の返事を聞き流して、ついと茶の間へ立って行った。兄弟はまた差向いになった。
電車の終点から歩くと二十分近くもかかる山の手の奥だけあって、まだ宵の口だけれども、四隣は存外静かである。時々表を通る薄歯の下駄の響が冴えて、夜寒がしだいに増して来る。宗助は懐手をして、
「昼間は暖たかいが、夜になると急に寒くなるね。寄宿じゃもう蒸汽を通しているかい」と聞いた。
「いえ、まだです。学校じゃよっぽど寒くならなくっちゃ、蒸汽なんか焚きゃしません」
「そうかい。それじゃ寒いだろう」
「ええ。しかし寒いくらいどうでも構わないつもりですが」と云ったまま、小六はすこし云い淀んでいたが、しまいにとうとう思い切って、
「兄さん、佐伯の方はいったいどうなるんでしょう。