후리가나로 읽는 일본 고전
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かのように
阿部一族・舞姫
森 鴎外의 阿部一族・舞姫(かのように)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,875자 · 141화면
後押(あとおさえ)は銃を負った騎兵二騎である。次に両藩の高張提灯(たかはりぢょうちん)各十挺が行く。次に両藩士卒百数十人が行く。以上の行列の背後に少し距離を取って、土佐藩の重臣始め数百人が続く。長径凡(およ)そ五丁である。
長堀を出発して暫く進んでから、山川亀太郎が駕籠に就いて一人々々に挨拶して、箕浦の駕籠に戻ってからこう云った。
「狭い駕籠で、定めて窮屈でありましょう。その上長途の事ゆえ、簾(すだれ)を垂れたままでは、鬱陶(うっとう)しく思われるでありましょう。簾を捲かせましょうか」と云った。
「御厚意忝(かたじけの)う存じます。差構(さしかまい)ない事なら、さよう願いましょう」と、箕浦が答えた。
そこで駕籠の簾は総て捲き上げられた。
又暫く進むと、山川が一人々々の駕籠に就いて、
「茶菓の用意をしていますから、お望の方に差し上げたい」と云った。
両藩の二十人に対する取扱は、万事非常に鄭重(ていちょう)なものである。
住吉新慶町(しんけいまち)辺に来ると、兼(かね)て六番、八番の両隊が舎営していたことがあるので、路傍に待ち受けて別(わかれ)を惜むものがある。