후리가나로 읽는 일본 고전
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かのように
阿部一族・舞姫
森 鴎外의 阿部一族・舞姫(かのように)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,875자 · 141화면
それが退席したから、中止せんではならぬ。只今薩摩、長門、因幡、備前、肥後、安芸七藩の家老方がフランス軍艦に出向かわれた。姑(しばら)く元の席に帰って吉左右(きっそう)を待たれい」
九人は是非なく本堂に引き取った。細川、浅野両藩の士(さむらい)が夕食の膳を出して、食事をする気にはなられぬと云う人々に、強(し)いて箸(はし)を取らせ、次いで寝具を出して枕に就かせた。子の刻頃になって、両藩の士が来て、只今七藩の家老方がこれへ出席になると知らせた。九人は跳(は)ね起きて迎接した。七家老の中三人が膝を進めて、かわるがわる云うのを聞けば、概(おおむ)ねこうである。我々はフランス軍艦に往って退席の理由を質(ただ)した。然るにフランス公使は、土佐の人々が身命を軽んじて公に奉ぜられるには感服したが、何分その惨澹(さんたん)たる状況を目撃するに忍びないから、残る人々の助命の事を日本政府に申し立てると云った。明朝は伊達少将の手を経て朝旨(ちょうし)を伺うことになるだろう。いずれも軽挙妄動(もうどう)することなく、何分の御沙汰を待たれいと云うのである。九人は謹んで承服した。