후리가나로 읽는 일본 고전
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かのように
阿部一族・舞姫
森 鴎外의 阿部一族・舞姫(かのように)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,875자 · 141화면
それゆえ切腹を許され、士分(さむらいぶん)の取扱を受けた。次いでフランス人が助命を申し出たので、死を宥(なだ)められた。然れば無罪にして士分の取扱をも受くべき筈である。それを何故に流刑に処せられるか、その理由を承らぬうちは、輒(たやす)くお請(うけ)が出来難いと云うのである。目附は当惑の体で云った。不審は最(もっとも)である。しかしこの度の流刑は自殺した十一人の苦痛に準ずる御処分であろう。枉(ま)げてお請をせられたいと云った。九人のものは苦笑して云った。十一人の死は、我々も日夜心苦しく存ずる所である。その苦痛に準ずると云われては、論弁すべき詞(ことば)がない。一同お請いたすと云った。
九人のものは流人として先例のない袴着帯刀(はかまぎたいとう)の姿で出立したが、久しく蟄居(ちっきょ)して体(からだ)が疲れていたので、土佐郡朝倉村に着いてから、一同足痛を申し立てて駕籠に乗った。配所は幡多郡入田村(はたごおりにゅうたむら)である。庄屋宇賀祐之進(うがすけのしん)の取計(とりはからい)で、初は九人を一人ずつ農家に分けて入れたが、数日の後一軒の空屋に八人を合宿させた。