후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いんじゅう
陰獣
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 陰獣(いんじゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,968자 · 131화면
つまり女の首なし死体が長い箱の中に横わっていて、しかも、そいつが生きている証拠には、時々手足を動かすのです。とても無気味で、且亦エロティクな代物ですよ。種は例の鏡を斜に置いて、そのうしろをガランドウの様に見せかける、幼稚なものだけれど。ところが、僕はいつか、牛込の江戸川橋ね。あの橋を護国寺の方へ渡った角の所の空地で、その首なしの見世物を見たんですが、そこの胴ばかりの人間は、外の見世物の様な女ではなくて、垢で黒光りに光った道化服を着たよく肥った男だったのです」
本田はここまで喋って、思わせぶりに、一寸緊張した顔をして、暫く口をつぐんだが、私が充分好奇心を起したのを確めると、又話し始めるのであった。
「分るでしょう、僕の考えが。僕はこう思ったのです。一人の男が、万人に身体を曝しながら、しかも完全に行衛をくらます一つの方法として、この見世物の首なし男に傭われるというのは、何とすばらしい名案ではないでしょうか。彼は目印になる首から上を隠して、一日寝ていればいいのです。これは如何にも大江春泥の考えつき相なお化けじみた韜晦法じゃないでしょうか。殊に、春泥はよく見世物の小説を書いたし、この類のことは大好きなんですからね」