일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おしゃく

雛妓

岡本 かの子

岡本 かの子의 雛妓(おしゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,482자 · 53화면

아오조라 문고

いるなと見詰めていた。

雛妓はわたくしたちの卓上が既に果ものの食順にまで運んでいるのを見て、

「あら、もうお果ものなの。お早いのね。では、お楊子」

と言って、とき色の鹿の子絞りの帯上げの間からやはり鹿の子模様の入っている小楊子入れを出し、扇形に開いてわたくしたちに勧めた。

「お手拭きなら、ここよ」

「なんて、ませたやつだ」

座敷へ入って来てから、ここまでの所作を片肘つき、頬を支えて、ちょうどモデルでも観察するように眼を眇めて見ていた逸作は、こう言うと、身体を揺り上げるようにして笑った。

雛妓は、逆らいもせず、にこりと媚びの笑いを逸作に送って、

「でしょう」といった。

わたくしはまた雛妓に向って「きれいな衣裳ね」と言った。

逸作は身体を揺り上げながら笑っている間に画家らしく、雛妓の顔かたちを悉皆観察して取ったらしく、わたくしに向って、

「名前ばかりでなく、顔もなんだかお前に肖てるぜ。こりゃ不思議だ」と言った。

着物の美しさに見惚れている間にもわたくしもわたくしのどこかの一部で、これは誰やらに、そしてどこやらが肖ていると頻りに思い当てることをせつくものがあった。