후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せっそんひつ「なすず」
雪村筆「茄子図」
吉川 英治
吉川 英治의 雪村筆「茄子図」(せっそんひつ「なすず」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,047자 · 3화면
佐竹氏の族で、常陸国久慈郡の人というが、画歴も生涯もよくわかっていない。だが旧佐竹家蔵の「風浪山水図」そのほか、いくたの作品は彼を不朽にして来た。とくに院体風の花鳥図に名作がある。
ところでこの「茄子図」はそんな正面切った雪村ではない。畑作りの余戯みたいなものだ。私にはそれが一そう親しめる。第一買った値だんも戦後だが安かった。しかもあとで函底の書付類をみたら、岸田劉生の旧蔵であることがわかった。そして速水御舟がこの茄子図の構成をとって、べつに自己の茄子図を描いたともいわれている。そういえば、どこかでこれに似た御舟の茄子図を観たことがある。
それとまた、横山大観も雪村が好きだった。で、その生前に、私の、も一ツ持っている※(「さんずい+肅」、第4水準2-79-21)湘八景図を携えて、いちど大観を訪ねようではないかと、友人の脇本楽之軒氏とよく言い合っているまに、それは果せずに大観は逝ってしまった。大観と雪村とは、似ても似つかぬようであるが、郷土を共にしている同田同耕の関係だろうか、私には、その二人の肌合いや画臭のうちに、古人今人もなく、どこか共通なものがあるように思えてならない。