후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきやなぎ
雪柳
泉 鏡花
泉 鏡花의 雪柳(ゆきやなぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,054자 · 90화면
すたすたもので、あれから、柳原を両国まで、鉄道馬車で、あとはまた大歩行きに歩行くつもりの、ところが、馬車を下りる時、料金を払おうとする、と、落したのか、すられたのか、煙草入がありません。小遣ぐるみ。あッと慌てたが、それだけじゃ済まない。広小路のあの群集の中で、しょぼしょぼと監督の前へ出されたのですが、突出したとは言いますまい。連れてった痩せた車掌がいい男で、確に煙草入を――洋服の腰へ手を当てて仕方をして――見たから無銭のりではありません。掏られたのです。よろしい、と肥った監督が大な衣兜へ手を突込んで、のみ込んでくれました。
羅漢たちの中には、苦しい断食の業を積んだのがありましょう、思っただけでも足がすくむ。ありようは五百体より一杯をあてにした、蕎麦も、ちらしも、大道の餅も頬張れない。……それ以上に弱ったのは煙草が飲めない。参詣はしましたが、亀井戸の境内で、人間こうなると、目が眩みます、藤の花が咲いていたか、まだだったか、それさえも覚えていません。
太鼓橋の池のまわりの日当りの石に、順礼の夫婦が休んでいて、どうでしょう、女房が一服のんでいて、継ぎはぎだが紅いところの見える、襦袢の袖で、