후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきやなぎ
雪柳
泉 鏡花
泉 鏡花의 雪柳(ゆきやなぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,054자 · 90화면
と、俎に向った処――鮒と鯛のつくりものに庖丁を構えたばかりで、鱗を、ふき、魚頭を、がりり、というだけを、吶る、あせる、狼狽える、胴忘れをしてとぼん、としている。
海豚が陸へ上った恰好です。
仕切の竹で、これと向合い、まばらな見物の先頭に、ぐんなりした懐手で、悄れた鰭のように袖をすぼめていた、唐桟柄の羽織で、黒い前垂をした、ぶくりとした男が、舞台で目を白くする絶句に後退りをしながら振返ったのが、私に気がつくと、そのまま……熟と視た。
開演中です。居膝るように、密と傍へ寄って来て、
「小山じゃないか。」
「おお。」
「出ようよ、静に。」
気のどくらしくて、見ていられない舞台だから、誘い手のある引汐に会場を出たのです。
「――何、植物園から豆府地蔵、不如、菎蒻閻魔にさ。煮込んでも、味噌をつけても、浮世はその事だよ。俺もこの頃じゃ、大船一艘、綾錦でないまでも、加賀絹、能登羽二重という処を、船も、びいどろにして、金魚じゃないが、紅、白、ひらひらとした処を、上海あたりへ積出すほどの決心だ。一船のせよう。あいかわらず女の出来ない精進男に、すじか、竹輪か、こってりとした処を食わせたい。